お知らせ
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1.Jan.2023 |
***そろそろ煽り社会は終わろう。*** ・100年程前、米軍内で発生とされ大流行したスペイン風邪の原因は、暖炉に変わり蒸気暖房が普及し始めたのが原因と考えられる。燃焼ガスが出ない方式故、換気の必要性が減り、室内湿度も低下する。 ・米国の空調系技術の協会(規格も扱う)の資料に輻射エネルギーを吸収する比率の表現に変えてGWP(Global Warming Potential)を紹介している。IPCCで気体の輻射率に変え、CO2のGWP=1を基準の表を配布したことに始まる。 空気は輻射を受けない。水蒸気はCO2より桁が違って大きい。雲(水)は更に大きい。夜間に急激な温度低下を防いでいるのが、雲でこれがなければ多くの定温動物は低体温で死滅する。 更に、太陽エネルギーが全て熱なら地上の生命体は殆ど高体温で死滅する。 冷房負荷の算定で日の当たる方角の壁の外気を高いものとして(相当温度)計算する手法がとられているが、輻射を受けない空気の温度が高いはずがない。 更に熱線、光線、紫外線他からなる 太陽エネルギーを光合成で化学エネルギーに変える以外、全て熱と捉えている。 古典力学の エネルギー保存の法則は量子力学ではこれを前提としない。 幸い、従来から空調ベテラン技術者ほどこの熱量を信用せず経験で機種を選んできた。 但し、地上で受ける正確な熱が判明すれば、極めて正確、シンプルに計算結果を得ることができ、 自信をもって依頼者に最適機種を提示する事が出来るようになる。 壁タイプの選択も不要。 Hidenari Mase (1.Jan.2023) ----------------------------------------------------------------------------------------------- ********<快適な温度空間>環境と言う言葉は使わない。******** 人が室温を快適と感じることは無い。 涼しい、暖かい、心地よいと感じるのは、それまで暑い、寒い不快と感じた時に自覚する。 車のクーラーで8℃程度の冷風を顔に当てる。スーパーの出入り口付近に吊ってある電熱ヒーターの輻射熱を心地よいと感じるのがそれである。 体の状態が良くない時は不快な状態を敏感に感じる。つまり人は定温動物故常に一定の発熱をする。コンピューターと同じで脳を冷やす必要があり、低体温で活動停止状態にならないよう自己発熱を大幅に上回る冷却環境下では、足に血液を送り込む為に外部から熱を求める事になる。 ひたいの皮膚表面温度を33℃として、26℃程度以下の周囲空気の元では暑いと感じなくても、30℃ともなると、うちわで扇ぎ熱を放出しやすくして凌ぐ。 顔にあたる空気の速度を速くする=熱伝達率を大きくするという事。因みに40℃を超える砂漠ではこの手は使えない、必要なのはターバンとデザートクーラー(気化熱に頼る)。 夏に向かって1,2週間の違いで、日差しがきつくなったと人は言う。日射量が大きく変化するなどあり得ない。冬の朝陽ーさほど暖かく感じない。夏の朝陽ー強烈な熱気。いずれもエネルギーは変わらない。 一番気にならないのは気温が20℃程度の時。つまりこの時、周囲空気に奪われる熱量と同等と言う事になる。残りの半分は"可視光、Ultra-violet |
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